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武田鉄矢主演 刑事物語2

刑事物語2 りんごの詩を観た。

武田鉄矢と言えば、一般的には金八先生のイメージが強いのだが、
ボクにとっては、この刑事物語の印象の方が強い。

内容は、刑事版『男はつらいよ』といった所。

主人公の片山元(かたやま はじめ 武田鉄矢)は蟷螂拳の使い手の刑事。
身体能力は高く、優秀と言える刑事なのだが、
数々の問題を起こし、各地の警察を転々とする。
(地方公務員である刑事が全国を飛び回るのはおかしいだろう
 という突っ込みは置いておいて…)

刑事物語2 りんごの詩

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彼が今回勤めているのは、青森県弘前市の警察署。


そこへ、青森市の警察署から二人の刑事がやってくる。
目的は現金輸送車強盗の犯人の捜査のため。
現場に残った土からリンゴの種が発見され、
その種から犯人の手がかりが見つからないだろうかと考えてのこと。


ヒマだから


という理由で二人に協力させられる片山。


しかし、


リンゴの種から品種を割り出すことはできないとの返事。
せめて、栽培だけでもと頼む片山。
研究員の女性がその依頼を快諾する。


やがて二人は恋に落ち、リンゴの栽培も順調に行くのだが…


という話。


刑事物語の中でも傑作と言われるこの作品。
ボクが中学生の頃だったか、
近くにレンタルビデオ屋ができ、
真っ先に借りたのがこのシリーズ。


親にねだって、ビデオをもう一台買ってもらい、
ダビングをして何度も何度も観た覚えがある。


今改めてみると、やはり面白い。
最近のスタイリッシュな日本映画にはない、
泥臭さがある。


だからといって
脚本がまずいのかというとそうではない。
「つくりもの」ならではのウソが混じってはいるし、
リアルではない。


しかし、伏線は見事に張られている。
無意味に長いと思える弟子の少年との修業シーン。
これはラスト近くの名シーンにつながる。


リンゴの研究員である恋人が亡くなったときのセリフ。

セリフ自体も「泣ける」のだが、
それがやはり、ラスト近くの名シーンにつながる。


主題歌である、吉田拓郎の『唇をかみしめて』もすばらしい。
若かりしころの武田鉄矢の演技が胸をうつ名作。


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