土屋の古文単語222



かつて日本で一番売れた古文単語集といっても過言ではないです。
この本にボクがわざわざ説明を加えるというのもおこがましいですが。
まずは、本書全体の構成は以下の通りです。


■はしがき
■目次
■古文単語222語の解説
■土屋の古文書き読み単120
■呼応の副詞
■敬語/枕詞
■索引


以上のような構成となっています。
メインは古文単語222語の解説です。
1語につき1ページを割いて解説しています。
その1ページの構成は以下の通りです。


■単語/意味(一義)/漢字
■例文
■例文の訳
■例文の解説
■単語のイメージ
■単語解説
■応用


具体的に書くと以下のようになります。


■あはれ/しみじみと感じる
■烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり(枕草子)
■烏が寝場所へ帰ろうとして、三つ四つ、二つ三つなど(つれだって)飛びいそぐのさえしみじみとした趣がある。
■寝どころ=寝場所。烏の=主格。「飛びいそぐ」にかかる。さへ=添加の副助詞
■対象と一つにとけあうように、しみじみとする
■あはれ!という、感動から発声したもの。深い、しみじみとした感情をこめるものである。基本的には、あわれさをさそうところにある。そこから、1)しみじみとした趣がある、2)かわいい、3)物悲しい、などという意味があてられる。対象は秋の情景であり、悲しい別れであり、小さくて愛情のもてるものなど、さまざま。をかしと対照的なものとしてとらえておくのがよい。多義語なので、文脈に応じた適訳を施すこと。
■あはれは深い感動である。それを念頭に、柔軟な姿勢でとりくむこと。「しみじみと感じられる」などとしておこう。あはれがるならば「感動する」の意である。


これが1ページに詰まっています。なかなかの情報量です。
古文単語集でどれか一冊を、となれば迷わず薦める一冊です。
確かにこれだけで…というのは無理があります。
ただ、それは市販されている全ての単語集に言える事です。
単語集の使い方というのは、
辞書を使うよりも省エネルギーで、基本語を身につけることにあります。
足りないものに関しては問題演習をしていく中で覚えるしかありません。

では、この単語集だけの場合の使い方の一例を挙げておきます。

1)一日に進める語数を決める。
  (五個や十個という単位ではなく、三十、四十、五十と多めにした方が良いです。
   記憶は、「少なく、集中して」というのではなく、「多く、何度も」することで定着します。)

2)目次を見て、当日の該当範囲を音読する
3)該当範囲を黙読する
4)2)の作業をもう一度→これで一日目終わりです。
5)前日の2)の作業をもう一度行なう
6)当日の該当範囲で2)の作業
7)当日の該当範囲で3)の作業

こうした作業でとりあえず、一通りは目を通す事ができます。
ここではあまり覚えようとしてはいけません。
「理解しよう」という意識を働かせて下さい。

二回目は今までと同じ作業ですが、目次ページの意味を覚えるよう意識をしてください。
それが二回目の到達目標です。
ここでさらに例文の音読も交えていきます。

三回目も今までと同じ作業を繰り返します。
今まで覚えていなかった目次ページの意味を覚えるよう意識をしてください。
二回目と同じく例文の音読も交えます。
その際には、例文の意味が取れるようにしましょう。
例文の訳ができるようにするというのが三回目の目標です。

四回目はこれまでの作業に加えて、応用部分の派生語も覚えるようにしましょう。

ここまで繰り返して、最後に目次を再確認しましょう。
そこで覚え漏れがないかどうかをチェックします。
まだ覚えきれていないものがあれば、五回目の作業に入りましょう。
覚えているから大丈夫、ととばすのではなく、
すでに覚えたものも念入りにチェックしておきましょう。

完璧にできた…というところで長文読解などの問題演習に入りましょう。
読解の中で覚えていなかった単語は覚えていきます。
わからない単語があったら、答え合わせの際に本書で辞書的に確認してみましょう。

古文単語の核を作って、問題演習時にも手放さず参照する

という使い方がベストです。


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古文単語・文法基礎固め その4 土屋の古文単語222



自転車映画や自転車旅行の話ばかり書いていた。
古文単語・文法基礎固めを終わらせていないことに気づき、
慌てて書いている。
勝手に始めておいて、未完のまま終わるのは少々気が引けるので、
最後の、土屋の古文単語222について書くことにする。

まずは、何度も書いている、大まかな流れを書く。
同じく、何度も書いているが、古典文法および古文単語の押さえる所をきちんと押さえてから
読解に移りたいという人向けである。
あくまでも、いきなり読解をやるにはハードルが高い、
ひとつひとつ着実にやりたいという、
どちらかと言えば、古文が苦手な人向けである。

あ、ちなみに、
今年(2012年)になってから、ブログの文体を変えている。
基本的には、「ですます」調でするつもりだが、
今回に限っては、「のだ、のである」調で書くことにする。
去年からの続きという姿勢を崩さないために。

それでは、以下が大まかな流れである。


<大まかな流れ>

1)1分間古文単語240でゴロ合わせ暗記

2)望月光の超基礎がため古文教室(古典文法編)で初歩古文学習

3)土屋の古文公式222で、1)および2)の復習

4)土屋の古文単語222で、1)~3)の確認および深化


土屋の古文単語222をやる時点では、

・古文単語の意味
・古文文法の概略
・短文解釈

はある程度できているはず。

土屋の古文単語222では、例文をもとにこれらの復習をして、語彙力を強化するということが目標である。

具体的な学習方法としては、土屋の古文公式222の学習方法に準じる。念のために、再度掲載すると…

↓↓ 以下引用

1)一日にやる分量を決める。
  (222項目あるので、一日10項目であれば23日。3週間とちょっとで終わらせるなど。
   以下は10項目やるものとして書く)

2)一日目→一日分の項目を黙読する。
  (1~10を黙読)

3)二日目→一日目の項目の復習(1~10の例文音読を交えながら、解説を黙読)
      新たな項目を黙読する(11~20を黙読)

4)三日目→一日目、二日目の項目の復習(1~20の例文音読を交えながら、解説を黙読)
      新たな項目を黙読する(21~30を黙読)

5)四日目→三日目と同様に復習および新項目の学習を続ける。
   ※一般的には、一日目の学習はこの時点で3回やっていることになるので復習をすることはないが、
    それは到達情況と、古文に裂ける時間による。
    到達情況の目安は、例文の意味をきちんと言えるようにするということ。
    できなければ、復習を繰り込むことにする。

1)~5)のような作業を繰り返し、222項目を学習する。


↑↑ 引用ここまで

目標は、以下のような段階がある。

1)単語の意味が言えること
   これは目次を活用すればよい(五七調で単語の訳をまとめてくれてある)
2)例文の訳ができること
3)欄外の単語の意味が言えること

2)の段階までくれば、とりあえず読解演習に入っていい。
3)については、読解演習と並行で実施して良い。



…ということで、学習プランとでもいうようなものを描いてみました。
いかがでしょうか?
学習をしている皆さんの役にたてばよいと思っています。
今回はあくまでも学習プランをメインに書いたので、
参考書そのものの紹介はまた別の機会に譲りたいと思います。
学習プランや参考書紹介のサイトもきちんと作らなければ…と思っています。
早急に、とは思うのですがなかなか諸事情がそれを許さず…
ご希望があれば、コメント欄に何か書いて頂ければ幸いです。
…とりあえず、速読古文単語のCDを確認しなければ…

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古文単語・文法基礎固め その3 土屋の古文公式222

すっかり更新が止まっていた。
twitterの便利さを覚えてしまうと、ブログの更新は止まってしまう。
なんて言いわけをしながら。
果たして読んで頂いているのかどうかわからないが、
古文単語・文法基礎固めの続きである。
(映画やら、漫画やら、本やら、いろいろと書きたいものがたまっている。
 まぁ、あせらずにじっくりといこう)

さて、大まかな流れを再確認。
何度も書いているが、「これでないとダメ」という訳ではない。
勉強法のひとつを紹介しているだけ。
学校の授業をしっかりと聞いていて定着していれば、とばしても良いものもある。

想定しているのは、

「知識がほぼゼロ」
「いきなり読解問題やれって言われても…」
「これだけ覚えておけばいいという範囲というか、指針を知りたい」

という人向け。

<大まかな流れ>

1)1分間古文単語240でゴロ合わせ暗記

2)望月光の超基礎がため古文教室(古典文法編)で初歩古文学習

3)土屋の古文公式222で、1)および2)の復習

4)土屋の古文単語222で、1)~3)の確認および深化



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古文単語・文法基礎固め その2 1分間古文単語

前回、古文単語・文法の基礎固めの一例を紹介した。
大まかな流れは以下の通りである。

<大まかな流れ>

1)1分間古文単語240でゴロ合わせ暗記

2)望月光の超基礎がため古文教室(古典文法編)で初歩古文学習

3)土屋の古文公式222で、1)および2)の復習

4)土屋の古文単語222で、1)~3)の確認および深化


今回は、1)について詳述することとする。


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古文単語・文法基礎固め その1

twitterで、土屋の古文単語222についてつぶやいたので、その補足。
古文単語および古典文法の基礎固めについて、その流れを書く。
以下に示すのは絶対的なやり方という訳ではない。
オススメの一例でしかないが、ハードルはかなり低いはず。
単純暗記が苦手で、キソのキソからやりたいという人を対象としている。


<大まかな流れ>

1)1分間古文単語240でゴロ合わせ暗記

2)望月光の超基礎がため古文教室(古典文法編)で初歩古文学習

3)土屋の古文公式222で、1)および2)の復習

4)土屋の古文単語222で、1)~3)の確認および深化


<各段階のコンセプト>

1)古文単語と現代語訳の暗記

 情報量が極めて限定されているので、覚えるべき内容が少ない。
 カラフルな紙面と大きな文字でハードルは低い。

2)古典文法の基礎の基礎

 もっともやさしいとされる参考書で古典文法を理解

3)例文を中心にした、単語・文法確認

 例文を用いて短文読解。
 1)と2)の確認および深化。

4)1)~3)の最終チェック

 例文を用いた短文読解の続き。
 基礎古文単語確認および派生語のチェック。

細かいやり方については、またページを改めて書くことにする。
土屋の古文公式222については、絶版のうわさもあるので注意。楽天ブックスは売り切れ、Amazonはマーケットプレイスも新品もどちらも現役(2011.11.02現在)




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